外務省対日理解促進交流プログラム
MIRAI

MIRAI オンラインセッションに参加 2024/9/25

外務省が推進する対日理解促進交流プログラム「MIRAI(Mutual-understanding, Intellectual Relations and Academic Exchange Initiative)」において、同窓生とのオンライン国際交流が行われました。このプログラムは、同省が未来を担う欧州、中央アジア・コーカサス地域の若い世代を招へいし、日本の同世代との知的交流の場を設けることで、両地域における日本の現状と政策に関する理解を促進することなどを目的としています。

奈良国立大学機構において、昨秋(10月17日)に実施されたオンラインセッション「日本文化の原点、奈良について」の参加者も含め、両地域14か国(イタリア、ウクライナ、オーストリア、ギリシャ、スペイン、スロバキア、ドイツ、ポーランド、モルドバ、英国、セルビア、ジョージア、トルクメニスタン、カザフスタン)から学生・卒業生など19名と奈良教育大学・奈良女子大学の学生8名との合計27名が参加しました。

今回のオンラインセッションでは、国際戦略センターの橋田 力教授より、本機構および奈良教育大学・奈良女子大学の紹介の後、玄関で靴を脱ぐ際の正しい作法を起点として日本文化における「間」の意味を探り、日本語の「間」が「間違い」「人間」「間抜け」などの表現に見られるように理解のヒントとなる隠された意味を持つことや欧州言語との比較について講義が行われました。特に、日本からの参加者には「違い」は「間違い」ではなく、国際交流において積極的に発言する意義が述べられました。続いて、参加者27名が6つのチームに分かれて日本の文化と社会などについて活発な議論がなされた後、参加者全員との意見共有が行われました。参加した学生たちは、日本文化の特質や多様性、欧州など自国の文化との相違について相互に学びを深めました。

今回のオンライン国際交流が日本と欧州、中央アジア・コーカサス地域との関係強化につながることが期待されます。今後、国際戦略センターは、さまざまなプログラムを通じて国際的な学びの場を提供していきます。

(参考)外務省 MIRAIウェブサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ep/page24_000530.html

オンラインセッションの様子

MIRAI オンラインセッションに参加 2023/10/17

奈良国立大学機構では、日本各地をオンラインで巡る第7グループと「日本文化の原点、奈良について」と題するセッションが行われ、両地域19か国(アルバニア、アンドラ、イタリア、オーストリア、コソボ、キルギス、ノルウェー、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、デンマーク、ブルガリア、ベルギー、マルタ、ラトビア、リトアニア)から大学生・大学院生22名と奈良女子大学の学生8名の合計30名が参加しました。オンラインセッションでは、国際戦略センターの橋田 力教授より、本機構および奈良教育大学・奈良女子大学の紹介の後、奈良のユネスコ世界遺産について概説がなされ、著名なドイツ人建築家ブルーノ・タウトによる奈良に関する考察および貴族文化・武士文化の二元論について講義が行われました。続いて、学生30名が4つのチームに分かれ、ブルーノ・タウトの考察などを起点に古都・奈良と日本文化について活発な議論がなされ、オンラインツールを駆使したプレゼンテーションが行われました。参加した学生たちは、日本文化の特長や多様性、欧州文化との相違などについて相互に学びを深めました。
オンラインセッションの様子

MIRAI留学生との交流 2015/12/18

去る12月18日(金)、「MIRAIプログラム」で来日中のチェコ、英国、スイス、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンからの学生6名が本学を訪れ交流会が開催されました。
「MIRAIプログラム」(Mutual-understanding, Intellectual Relations and Academic exchange Initiative)は、欧州・ロシア・中央アジア・コーカサスの大学・大学院生150名に約1週間の日本体験を提供しながら、上記地域と日本を将来的にリードする若者の相互交流を目的として外務省欧州局が推進するプログラムです。

「MIRAIプログラム」(Mutual-understanding, Intellectual Relations and Academic exchange Initiative)は、欧州・ロシア・中央アジア・コーカサスの大学・大学院生150名に約1週間の日本体験を提供しながら、上記地域と日本を将来的にリードする若者の相互交流を目的として外務省欧州局が推進するプログラムです。

クロフォード後藤 花 文365フ衲ヘカラ「人文社会学科 4回生

MIRAI

12月18日にMIRAI留学生との交流会に参加させていただきました。グローバルな視野を持った海外留学生との交流は、とても良い刺激となりました。参加者によるプレゼンテーションでは、それぞれの出身国についての発表があり、特に中央アジア諸国については今まで知らなかったことも多く、勉強になりました。中央アジアからの参加者のひとりが自国に高い建物がなく、東京で高い建物を見て驚いたと興奮して話していたこと、また彼の周りのほとんどの人が海外に行くチャンスがないと言っていたことが特に印象的でした。国による文化や生活の違いだけでなく、金銭的な貧富の差を改めて考えさせられるプレゼンテーションでした。また、MIRAI留学生の英語のレベルが高く、わたしも負けないようにもっと頑張ろうと思いました。今後もこのような交流会があれば、新しい発見や出会いがあると思うので、是非みなさんも参加してみてください。